「100倶楽部」、今月からスタート!
2007.12.06

■「健康取り戻したい」共有

 腹囲100センチ以上の人を対象にした生活習慣改善プロジェクト「100(ワンハンドレッド)倶楽部」が今月、始まりました。参加者は「やせて健康を取り戻したい」と願う働き盛りの男性サラリーマン。年末年始の宴会シーズンをどう乗り切るか。8人が3カ月にわたり、毎日の歩数や食事メニューなどをブログで公開します。

 東京・大手町のオフィス街。休日を利用して集まった8人は皆、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準のウエスト周囲径を大きく上回る腹の持ち主。全身に脂肪がたっぷりついた人もいれば、おなかだけが大きい隠れ肥満の人もいる。皆、似たり寄ったりだから、劣等感を持たずにすむ。

 この日の体力測定では、運動不足の実態が明らかに。丸い腹部が邪魔で、前屈の数値が伸びない。惨憺(さんたん)たる結果でも、楽しみながら取り組める雰囲気があった。「やせたいですよね」と、ため息も素直に出る。

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 8人がいっしょにダイエットに挑むのは、1人でやるより、仲間がいる方が成功する可能性が高いからだ。悩みを共有し、やる気を刺激しあえば、継続する力になる。臨床心理士と医師を交えた座談会も行われ、「立ったまま靴下を履きたい」という1人の願いが、「そんなことができるのか」「やせていたときは、できた」と共感を呼んだ。

 総合監修に当たる宮崎滋・東京逓信病院内科部長が「食へのこだわりは理解できますが、運動で消費するより少ないカロリーの食事にしなければ、やせません」と、厳しく指摘する場面もあった。

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 本紙写真報道局から参加した後藤徹二記者(44)は、肥満に加えて血圧が高め。保健指導では極端な食事の偏りを指摘された。菓子、乳製品、肉類ばかり食べているといえるほど、バランスが悪い。

 3カ月間の目標は、腹囲を5センチ減らすこと。1日あたり運動で160キロカロリー、食事で240キロカロリー減らせば達成できると教わった。

 そのために実践するのは「通勤時の自転車を週2回以上、徒歩にする」「階段を1日1回12階まで登る」「大盛りはやめる」など6項目。「何をすれば減量できるか計算でき、その通りやれば計算通りやせると理解できました。これなら、できそう。やせたら、ちゃんとした服を着たいです」と自信をみせた。

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 100倶楽部はメタボリックシンドローム撲滅委員会(委員長=松澤佑次・日本肥満学会理事長)の企画。各ブログへは倶楽部のホームページ(http://metabolic-syndrome.net/100club/)から。



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小児肥満
委員長
   松澤 佑次(日本肥満学会理事長/(財)住友病院院長)
委 員
   門脇  孝(日本糖尿病学会理事長/東京大学大学院教授)
   島本 和明(日本高血圧学会理事長/札幌医科大学学長・理事長)
   北   徹(日本動脈硬化学会理事長/神戸市立医療センター中央市民病院院長)
   齋藤  康(日本肥満学会理事/日本動脈硬化学会理事/千葉大学学長)
   渡邊  昌生命科学振興会理事長)
   中尾 一和(日本内分泌学会前理事長/京都大学大学院医学研究科 内科学講座内分泌代謝内科教授)
   齋藤  勉(産経新聞社常務取締役 編集・論説・正論・写真報道担当)
   平田 篤州(産経新聞社総合企画室長)
   宮本 幸一(ニッポン放送専務取締役)
   中村 芳章(フジテレビジョン事業局長)
オブザーバー
   上田 博三(厚生労働省健康局長)
   木村 博承(厚生労働省健康局 生活習慣病対策室長)
   春日 雅人(国立国際医療研究センター研究所長)
   小林三世治(第一生命保険 支配人・健康増進室長)
リーダー・総合監修
   宮崎 滋(東京逓信病院副院長・内科部長)
医学分野
   片山 茂裕(埼玉医科大学病院院長・埼玉医科大学内科学 内分泌・糖尿病内科教授)
   横出 正之(京都大学医学部付属病院 探索医療臨床部 教授)
   和田 高士(東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センター教授・同附属病院新橋健診センター所長)
   柴 輝男(三井記念病院糖尿病代謝内科部長)
   中川 徹(日立製作所健康管理センタ放射線診断科主任医長)
医療・保健指導分野
   津下 一代(あいち健康の森健康科学総合センター副センター長兼健康開発部長)
   野口 緑(尼崎市環境市民局市民サービス室 健康支援推進担当課長)
運動指導分野
   宮地 元彦(国立健康・栄養研究所 健康増進プログラム運動ガイドライン プロジェクトリーダー)
   斉藤 満((社)日本ウオーキング協会事業部長)
   菅野 隆(日本健康運動研究所代表・健康創研代表・健康運動指導士)
食事指導分野
   鈴木志保子(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授)
   柴崎千絵里(東京女子医科大学病院栄養管理部)
   小野 真実(女子栄養大学栄養学部専任講師(食生態学研究室))
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